農園主からのご挨拶

【 概 略 】
ぼんじゅーる農園は2008年から長野県でワインぶどうを栽培し、2010年から委託醸造により自園銘柄のワインを生産、そして2013年には酒販免許を取得し、現在は日本全国に向けて自園銘柄のワインを販売しています。

【 経 緯 】
農園主の蓑輪康は、医師として長らく医療に携わってきましたが、ワイン愛好家としてワインを嗜んできた知識と経験を活かし、「自分が飲むワインは自分で造りたい」という思いを実現するため、2008年に長野県に移住し、ぼんじゅーる農園を設立しました。それから今日に至るまで、「ぶどう園は一年にして成らず」を信条として、こつこつと農作業に励んできました。

農園主

新旧の看板を差し替える農園主(@東御市鞍掛、2017年5月撮影)

【 立 地 】
ぼんじゅーる農園のぶどう畑は、長野県東御市の鞍掛(くらかけ)、祢津(ねつ)地区にあります。なだらかな南向き斜面で、日当たりと水はけに恵まれ、ワインぶどう栽培に適した土地です。はるか有史以前より続く浅間烏帽子火山群の噴火、山体と山腹の崩壊、降雨による崩壊土砂の流出によって形作られた地形で、区画によって地質と土壌が異なり、多様性に富むことが、ワインぶどうを栽培する上での大きな魅力の一つとなっています。なお、当農園のワインの名称にある「くらかけ」「ねつ」は、ぶどう畑のあるこれらの地区名に由来しています。

ぼんじゅーる農園第3ぶどう畑

第3ぶどう畑より北方向を望む(@東御市鞍掛、2018年6月撮影)

ぼんじゅーる農園第5ぶどう畑

第5ぶどう畑より西方向を望む(@東御市鞍掛、2017年5月撮影)

ぼんじゅーる農園第6ぶどう畑

第6ぶどう畑より南方向を望む(@東御市祢津、2018年10月撮影)

【 栽 培 】
「ぶどう園は一年にして成らず」「よいワインはよいぶどうから。よいぶどうはよく手入れされたぶどう畑から」を信条としています。環境に配慮した持続可能なぶどう栽培を目指し、化学合成肥料は使用せず、また、昨季の蔓ひげの除去、病害虫に侵された枝や葉の焼却など、耕種的防除を徹底するのはもちろんのこと、ぶどう畑の内外にバラ、クレマチス、かりん、マルメロ、ザクロ、芝桜、柚子、栗、クルミ、洋梨、山椒、ラズベリー、カシス、タイム、セージ、ミント、ラベンダー、ブナ、ミズナラ、カシワなど、さまざまな植物を共存させることでぶどう畑の生物多様性を保持し、化学合成農薬にできるだけ依存しないぶどう栽培を行っています。また、ブルゴーニュの特級畑並みの収量制限を行い、リスクの回避のみを目的とした早摘みはせず、ぶどうの凝縮度を高める努力をしています。現在の作付面積は約1.8haで、主なぶどう品種はピノ・ノワールとシャルドネですが、アリゴテ、ピノ・ブラン、ピノ・ムニエも植え始めています。今後もフランスのブルゴーニュ地方、シャンパーニュ地方、アルザス地方、ロワール地方のぶどう品種を中心に栽培する予定です。

ぶどう畑に植えたクレマチス

ぶどう畑のクレマチス(@東御市鞍掛、2017年6月撮影)

ぶどう畑に植えたマルメロ

ぶどう畑のマルメロ(@東御市鞍掛、2018年9月撮影)

【 醸 造 】
醸造については、株式会社リュードヴァンに委託しています。形式上はあくまでも「委託」ですが、ワイン造りの主要な作業にはすべて参加させていただき、小山英明社長を始め、スタッフの皆さんよりご指導を賜りながら、ワイン造りの知識や技術のみならず、帳票の作成から記載にいたるまで、実践的に勉強させていただいています。また、当農園の要望はしっかりと先方にお伝えし、醸造の各過程に反映させながら、共同でワイン造りを進めています。「自分が飲むワインは自分で造りたい」「自分が飲みたいワインしか造らない」という初心を忘れず、「日本の食卓に合わせやすいワイン」「毎日気軽に飲めて自然と身体に染み込むようなワイン」を目指し、目先の利益を求めず、短期的な流行に惑わされず、丁寧かつ堅実に、ぶれないワイン造りを行っています。

シャルドネの果汁清澄の作業

シャルドネの果汁清澄の作業(@リュードヴァン、2018年10月撮影)

ピノ・ノワールの圧搾の作業

ピノ・ノワールの圧搾の作業(@リュードヴァン、2018年10月撮影)

【 抱 負 】
鞍掛(くらかけ)、祢津(ねつ)という土地の「銘醸地」としての可能性を信じ、家族、友人、そして地域の方々に支えられ、常に感謝の気持ちを忘れず、日々仕事に励んでいます。今後もワインの名称には「くらかけ」「ねつ」の地区名を入れ、これらの地区の農産物として、当農園のワインをアピールしていきたいと思っています。また、ワインのブランド名「a. et y.」は、農園主夫婦のイニシャルに由来しています。また、将来的にはブルゴーニュの小さなドメーヌのような、家族経営のマイクロワイナリーを目指しています。きっといつの日にか、地域の方々に、地域の味として、毎日のように飲んでいただけるワインができることを願っています。今後とも、ぼんじゅーる農園とそのワインをどうぞよろしくお願いします。

ぼんじゅーる農園 農園主 蓑輪康

 

ピノ・ノワールの液出しの作

ピノ・ノワールの液出しの作業(@リュードヴァン、2014年10月撮影)

ラベルの貼り付けと蝋封の作業

ラベル貼りと蝋封の作業(@リュードヴァン、2017年4月撮影)

【 後 記 】
2017年ヴィンテージの詳細につきましては、当農園ウェブサイトのワインのページをご覧ください。2017年ヴィンテージのご購入は、当農園のウェブショップ、ぼんじゅーる農園のお店です。。。からお願いします。なお、郵便、ファックスでのご注文も可能です。購入申込書のダウンロードはこちら(一般のお客様版ファンクラブ会員様版)からお願いします。また、ぼんじゅーる農園のワインをお取り扱いいただける酒販店様を募集しております。長野県内は各市町村に1店、長野県外は各都道府県に1店を目標としております。酒販店様への卸売販売につきましては、info@bonjourfarm.com までお問い合わせください。どうぞよろしくお願いします。

ぼんじゅーる農園第1ぶどう畑

(旧)第1ぶどう畑より北方向を望む(@佐久市長土呂、2008年4月撮影)

クワガタ

近所の栗林でみかけたクワガタ(@佐久市長土呂、2008年7月撮影)

ぼんじゅーる農園第7ぶどう畑

第7ぶどう畑より北方向を望む(@東御市祢津、2015年1月撮影)